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四柱推命・戊(つちのえ)の特徴は?性格、十二支との組み合わせの相性の特徴も解説

  • 投稿カテゴリー:十干

的中率が高く、詳しく運命の流れを知れると大人気の『四柱推命』。 古代中国で生まれた四柱推命は、生年月日に基づく「十二支」と「十干(じっかん)」を掛け合わせて、1人1人がこれから先どのような人生を歩むのか見ていきます。 今回は、十干の1つである【戊(つちのえ)】に焦点を当てていきましょう。 【戊(つちのえ)】の意味や性格、恋愛から結婚運まで、更には仕事運や金運だけでなく他の十二支や十干との相性も説明していきます。

四柱推命【戊(つちのえ)】とは?


【戊(つちのえ)】とは、硬い土を意味する「土」で、陰陽で分けると「陽」の性質を持っています。広々とした大地や偉大な山々、他にも大きな建造物などのイメージが当てられるのです。いずれにせよ、そう簡単には動かすことのできないという特徴がもたらされています。 そして更には「安定感」や「信頼」、加えて「包容力」などの意味があるでしょう。季節で表すなら立春・立夏・立秋・立冬直前18日間に当たる「土用」となります。

「戊」の人の性格とは?


「戊」の人は、どっしりと構えるその雰囲気のために、皆から親しみやすさをいつも抱かれるでしょう。マイペースではあるものの、周りの人に「仕方がないね」と許されてしまう人気運を持っています。 多少時間がかかっても、自分に与えられた役割は必ず全うするよう心がけているでしょう。非常に強い責任感があり、約束は必ず守る誠実さは人間関係だけではなく仕事の場においても十分に発揮されています。 ただ言葉や態度には出さないけれど、味方か敵かを的確に判断して人付き合いをしている様子が窺えました。1度「嫌だ」と感じれば、その語のやり取りはパッタリなくなるということもあり得て、関係の修復は正直極めて難しいでしょう。

「戊」の人はどんな恋愛をする?


「戊」の人は時間をかけて、ゆっくりと好きな人と向き合っていく恋をするでしょう。けして一気に距離を縮めていこうとするような真似はしません。どちらもお互いを詳しく知るための時間が必要だと考えているからです。更にはその人が嫌がることは決してせず、1つ1つの選択肢のつかみ方もとても慎重でしょう。「2人なら大丈夫」と確信を得られて初めて、やっと重い腰を上げることができます。 そして一方お付き合いが始まると、とても一途に恋人を思い続けるでしょう。言葉で愛を伝えていくのは恥ずかしいので、行動や贈り物に気持ちを込めていきます。多少遠回しなやり方ではありますが、恋人はそんな気持ちを推し量って喜んでくれるでしょう。

「戊」の人の結婚は?


「戊」の人は絵に書いたような円満な家庭を築くために、日々奔走するでしょう。結婚生活に刺激を求めず、安定して過ごせるかどうかを何よりも重視する傾向にあります。そのため日々の同じ行動の繰り返しの中に、幸せを見出すのです。そしてその幸せを配偶者と共有しようとするでしょう。 また配偶者と共に、数年先を見据えて、計画的な貯蓄を始めるところも大きな特徴の1つです。けして晩年2人が困ることのないように、お金と向き合っていくでしょう。そのため家庭内での必要な節約は積極的に行っていきます。ただ余り配偶者に過剰な節約を求めすぎると、家庭内の雰囲気が暗くなるので、その点だけ注意をしておかなくてはなりません。

「戊」の人の仕事は?


「戊」の人は生涯に渡り、忍耐力と努力を積み重ねる仕事に就くでしょう。日々の自らの仕事はけして目立たず評価されなかったとしても、最後に過去を振り返って「自分が納得できればそれで良い」と考えるのです。仕事において、自分が妥協せずに任務を遂行できているかどうかが重要なのでしょう。 また1つの技術をとことん突き詰めるのも向いているので、経理や事務作業ではなく職人の分野においても活躍は可能でしょう。他にも人当たりの良さを活かして、不動産業に手を出すのも1つの手と言えます。自分の長所は一体何なのか考えるところから始めると、生涯に渡って夢中になれる仕事を見出せるに違いありません。 どこに行っても責任感があるので、多種多様な職場で重宝されるでしょう。ただ余り変化の激しい環境に身を置くと、自分のリズムがつかめずに右往左往してしまう恐れがあるので注意してください。その場にいる人と波長が合うかどうかはとても重要です。

「戊」の人の金運は?


「戊」の人は元々お金遣いが荒くないということもあり、数年後には着実に希望額が口座の中に入っているでしょう。無駄遣いをしないので、日々本当に必要なものだけを購入して満足できるのです。ただ時に特定の分野にハマってしまうと、散財してしまう恐れがあるのでその点だけは気をつけておきましょう。好きなものに対してマニアックなところまで突き詰める傾向は、金運を大きく左右していきます。 また自分のことだけではなく、他の人に気前良くお金を使う場面も多々出てくるでしょう。一見損しているように感じられるでしょうが、結果的にお金の減り方は使っていない時と不思議と変わりません。巡り巡って感謝の気持ちがちゃんと自分の元に返ってくるのです。

十二支別の組み合わせ「戊子(つちのえね)」の性格・特徴は?


「戊子(つちのえね)」の人は、少し不器用な一面を持っているけど、時間の経過によって全て良い方へ導かれるタイプでしょう。どうしても自分の気持ちをうまく人に伝えるのが苦手なのですが、誠実さを忘れず行動を重ねていくことによって、周りから必ず絶大な信頼を得ることができるに違いありません。 第一印象とその後の印象の落差が大きいために、誰もが「戊子」が持つ世界観の深みにいつの間にかハマっていくのでしょう。

十二支別の組み合わせ「戊寅(つちのえとら)」の性格・特徴は?


「戊寅(つちのえとら)」の人は、情熱と冷静さの間で激しく揺れながら立身出世をしていくタイプでしょう。野心家で成功をつかむことに、人一倍強いこだわりを持っています。「認められたい」という気持ちを原動力として、1歩ずつ前に進んでいくのです。 ただ多少考えていることが顔に出やすいので、ここ1番という場面においては自分なりの工夫が必要となるでしょう。その工夫があれば、ピンチをチャンスにだって変えることができるのですから。

十二支別の組み合わせ「戊辰(つちのえたつ)」の性格・特徴は?


「戊辰(つちのえたつ)」の人は、人一倍強い行動力と躍動感を持って自分の道をひた走るタイプでしょう。一途さに目標に向かい、よそ見をすることはありません。また非常に強い直感力も働くので、ここぞという時の勝負強さはピカイチです。 ただ他の組み合わせに比べると「「戊辰」は、多少せっかちで物事を早く前へ前へと進めようとする気質が強くなるでしょう。そのため意識して歩みをゆっくりにすると、自分のペースを取り戻せます。

十二支別の組み合わせ「戊午(つちのえうま)」の性格・特徴は?


「戊午(つちのえうま)」の人は、会話の引き出しが多く、その場の盛り上がりの中心になれるタイプでしょう。コミュニケーション能力がとても高いので、目の前にいる人の心を意識しなくても自然とつかんでいきます。人よりも人脈が広いところも特徴の1つでしょう。 度々リーダーとして持ち上げられることが多くなりますが、その際必ず自分の意見を無理矢理周りに押し付けていないかどうかその都度確認することが大切になります。

十二支別の組み合わせ「戊申(つちのえさる)」の性格・特徴は?


「戊申(つちのえさる)」の人は、人を喜ばせる天才で、積極的に場を盛り上げていくタイプでしょう。サービス精神が豊富なので、友人の間だけでなく仕事においても魅力を大いに発揮していけるのです。どこへ行ってもちやほやされる人気者でしょう。 ただ皆との時間を満喫したら、意識して1人の時間もきっちり取るようにしてください。その時間の中で、無意識のうちに溜め込んでいたストレスを解放することができるでしょう。

十二支別の組み合わせ「戊戌(つちのえいぬ)」の性格・特徴は?


「戊戌(つちのえいぬ)」の人は、好きなものをとことん突き詰める研究者タイプでしょう。マニアックな気質が全面的に出て、特定の分野において絶大な支持を集めます。そして同じ感性を持つ人とのコミュニケーションを更に深め、人脈を広げていくに違いありません。 基本的に知的好奇心が旺盛なので、博識な一面を持っているでしょう。周りから「教えて」と声をかけられれば、気前よく「OK」と言える風通しの良さを兼ね備えています。

「戊」と「甲」の相性は?


「戊」と「甲」は土と水の性質なので、自然と協力関係が築ける間柄でいられます。特に「戊」から「甲」に対して、積極的に助け船が出されることが多いでしょう。「甲」は「戊」の助言を聞いて、更に活躍の場を広げていきます。そんな「甲」の姿に「戊」は温かいまなざしを向けていくのです。 ただどちらか一方に心に余裕がない時は、すれ違いも起きやすいので気をつけておかなくてはなりません。双方共労わりの心が大事です。

「戊」と「乙」の相性は?


「戊」と「乙」は広々とした大地と繊細な木の性質のため、それぞれお互いの存在を強く意識し見守っていく関係になれるでしょう。「戊」はどこかおっちょこちょいな一面を見せる「乙」のことを、いつも気にかけています。そのことをわかって「乙」は、「戊」に甘えずにはいられないのでしょう。 ただ多少この流れが強すぎると、「乙」が「戊」に頼りすぎてなかなか自立できなくなるので何事もほどほどの手助けにしていきましょう。

「戊」と「丙」の相性は?


「戊」と「丙」は土と太陽の性質なので、お互いに強い信頼関係を抱くことができるでしょう。それぞれが持つ個性が、一緒にいることによって最大限に活かされていきます。どちらも短所ではなく長所に目を向け、手と手を取り合えるのです。 また「丙」からの一言で、「戊」はこれまで気づかなかった自分の良さを知れるでしょう。両者は少し離れたところから客観的にお互いを見つめているため、広い視点で助言をすることもできるのです。

「戊」と「丁」の相性は?


「戊」と「丁」は土と火の性質ということもあり、上下関係が生まれやすい間柄と言えます。「丁」の繊細な感受性を、率先して「戊」が守っていくと言う構図ができるのです。「戊」は必要以上の干渉をしないので、「丁」は安心して自分の身を委ねられるのでしょう。 そして一方「戊」も「丁」と関わることで、自己肯定感を増していくのです。関わり方によっては、生涯続くことになるとても良い関係性を築くことができるでしょう。

「戊」と「戊」の相性は?


「戊」と「戊」は同じ性質のためか、ついつい一緒にいると意固地になりやすい関係でしょう。どちらも「絶対に譲らない」という気持ちが前面に出てしまい、ぶつかる傾向が強まっていくのです。2人で一緒に過ごす際には「どうぞ」と、先を譲る心意気が大事でしょう。そうすればもう一方も素直な心を芽生えさせて、素敵なひとときをすごすことができます。 仲の良い友人になるか、ライバルになるかは自分次第と言えるのです。

「戊」と「己」の相性は?


「戊」と「己」は同じ性質ですが陰陽が異なっているので、どちらも「似たところはあるけれど違いが目立つ」とついつい感じてしまうでしょう。どちらかと言うと、「戊」が「己」を積極的に引っ張っていく関係性となります。ただ「己」がなかなか決断せず御託を並べ始めると、「戊」はほとほと疲れてしまうでしょう。 適度な距離感を持って、ある程度のところで「仕方がない」と割り切る心が必要です。そうすれば2人はうまく付き合っていけます。

「戊」と「庚」の相性は?


「戊」と「庚」は大地と加工前の金属の性質を与えられています。2人は一緒にいると、違いをしっかりと受け止めながら良い関係性を築いていけるでしょう。どちらもお互いに尊敬のまなざしを向け合い、刺激や学びを得ることができます。 一方が見れていない世界を一方が見ているので、共通点が見つかればいつまでも会話は盛り上がっていくでしょう。どちらも自分の価値観を押し付けることなく、話を聞けるかどうかがとても重要です。

「戊」と「辛」の相性は?


「戊」と「辛」は土と加工後の金属の性質がもたらされており、一緒にいると相互補完になりやすい関係性と言えるでしょう。「戊」は積極的に「辛」の世話を焼き、逆に「辛」は自らの感受性を活かして「戊」に新たな視点をもたらします。適度な距離感を持って接することができれば、とても有益な間柄でいられるでしょう。 ただ気になるからと言って、「戊」が「辛」を干渉する言葉を告げると2人の間は険悪になるので注意をしておきましょう。

「戊」と「壬」の相性は?


「戊」と「壬」は大地と大量の水の性質があるせいか、どこかお互いにチグハグした感覚を抱きやすい間柄でしょう。「戊」は「何かが決定的に合わない」とわかっているにも関わらず、最初どうにか「壬」を受け入れようと努力をしていきます。ですがその結果、悲惨なくらい「戊」は「壬」に振り回されてしまうのです。 そのため「戊」は本当に接点を持つべきタイミングだけ、適度な距離感を持ちながら関わっていくことをお勧めします。

「戊」と「癸」の相性は?


「戊」と「癸」は土と水の性質を持っており、一緒にいると心がほっとする関係性を築けるでしょう。「癸」が持つ細やかな感受性や優しさは、「戊」の心を癒してくれます。逆に「戊」の力強さは「癸」に注がれていくのです。どちらも自身が持っている個性を活かして、良い関わり合いができるよう努力していけるでしょう。 ただ余りお互い世話を焼きすぎると、今度はそれぞれの個性が輝かず、依存関係が生まれるので注意してください。